じゃ、離婚したら?
となるが、経済力がない・・・というよりは、今の生活レベルを落としてまでリスクを負う勇気がない。
母子家庭になって、シングルマザーで、髪振り乱して、がむしゃらに頑張る決意がない。
じゃあ、我慢したら?
それで、毎日、もやもやと、夫に傷つけられながらの生活を送っている主人公。

これは、誰にでもできる仕事しかさせてもらえない、OL生活から抜け出して、
ほんの短期間、海外逃亡を図るOLと共通するものがある。
これがいやだから、あれ。
煮詰まった現状を改善せず、別のところに逃げる。
努力の仕方が間違っている。

誰にでもできる仕事で、給料がもらえたら結構なことだ。
じゃあ、責任ある仕事をさせられたら、果たして出来るか?
仕事の責務の苦しみで、自殺したりするのは、ほとんど男性だ。
女性は、そこまで思い詰めない。

漫画のなかで、夫が、「いいよな、おまえは。一日じゅう、ごろごろしていて」
と、外の仕事の辛さなどわからない妻に、ぽろっとホンネをもらす。
それで、妻は深く傷つくわけだが、そんなに傷つくのであれば、妻が代わりに社会に出て働き、
夫に主夫をしてもらえば?
それもできないで、傷ついているのは、弱すぎる。
夫が、なぜそういう発言をするのか、感情論ではなく、その底の部分、社会の現実の部分を知るべきだ。

夫のことを、「ATM」と、どこぞの巷では言われているそうだ。
いつもにこにこ、自動現金出金機。
割り切ると、痛みは少ない。

「一日中、家にいて、こんなこともできないのか?」
と夫に言われたら、「あら、ごめんなさい・・・」って、泣いてみる?
隠れて包丁を研ぐ?
毒でも盛ってみる?

夫がいなくなったら、どうやって家計を支える?
現実問題には、目を向けず、グサグサや、もやもやばかりに感傷的になっていても、ちっとも建設的ではない。

稼げない自分が悪い・・・。
子供が、いるから。家庭を守らなければ。
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